私は40代で保育士になりたいと思い、1年後に保育士になることが出来ました!
「保育士になりたい」と思ってから合格する日まで、様々なことに悩んだり焦ったり、振り返るととても大変でした。
しかし、強い思いがあれば合格することは可能です。
そんな私の、保育士試験合格までの軌跡をご紹介します。
保育士になるまでの軌跡
楽しそうに散歩している保育園児を見かけた時に突然「保育士になりたい!」と思った私は、すぐに保育士を目指すことにしました。
そしてすぐに保育士になる方法を調べ始めました。
保育士になる方法を調べる
保育士になるには国家資格を取得する必要があることが分かりました。
そしてその方法は2通りあります。
「指定保育士養成施設」を卒業する
学校を卒業すれば、国家試験を受けずに資格を取得することができます。
保育実習があり、実践的に学ぶことができます。
「保育士国家試験」を受験し、合格する
年2回実施される保育士試験を受験し、合格すれば資格を取得できます。
受験資格は概ね「短期大学卒業程度」ですが、高卒であっても条件を満たせは受験可能です。
詳しくは厚生労働省ホームページへ
https://www.mhlw.go.jp/hoiku-hellomirai/shikaku/
保育士国家試験の概要
難関といわれている保育士国家試験。
合格率は例年20%程度で推移しています。
試験は、筆記試験及び実技試験によって行い、
実技試験は、筆記試験のすべてに合格すると受験可能となります。
筆記試験
筆記試験は9科目です。
保育原理 | 保育の心理学 |
教育原理 | 子どもの保健 |
社会的養護 | 子どもの食と栄養 |
子ども家庭福祉 | 保育実習理論 |
社会福祉 |
筆記試験はマークシート形式で、100点満点のうち60点以上取れば合格。
合格した科目は3年間の有効期限があります。
3年を過ぎると、合格は失効してしまいます。
実技試験
筆記試験に合格すると実技試験に進みます。
試験は3科目から2科目選択して受験します。
- 音楽表現に関する技術(弾き歌い)
事前に発表された課題曲2曲を楽器を弾きながら歌います。
(楽器はピアノ、ギター、アコーディオンから選択) - 造形表現に関する技術(絵画)
保育の一場面を絵画で表現します。
当日に出題されたテーマについて色鉛筆で描きます。 - 言語表現に関する技術(口演、素話)
3歳児クラスの子どもに、3分間のお話をすることを想定し、課題の4つのお話のうち1つを選択し、子どもが集中して聴けるようなお話を行います。
地域限定保育士試験
指定自治体が独自に実施する保育士試験です。
筆記試験と保育実技講習を受けることで取得できます。
一定期間全国で働くことは出来ませんが、実技試験を講習に代えて取得することが出来るので、全国共通保育士試験より取りやすくなっています。
勉強方法を決める
私が保育士を目指したのは、子育て真っ最中でした。
パートの仕事もしていたので、勉強時間はあまり取れません。
隙間時間に効率よく勉強するために、勉強方法はとても悩みました。
子育て中ということもあり、養成校に通える自信がなかったため、通信講座と独学の2択で考えました。
通信講座はどれも忙しい中勉強するにはとても魅力的でした。
しかし、我が家の家計では厳しい・・・。
悩んだ末、私は独学で保育士試験にチャレンジすることにしました。
参考書を決める
本屋で自分に合うと思った参考書を時間をかけて選びました。
私が購入したのは上下巻に分かれていて、文字ばかりではなくイラストやカラーを使っているので読みやすいテキストです。
\私が使用したテキストはこちら/
\アウトプットにとても役に立ったのはこちらの問題集/
- 巻頭に「読むだけで役立つ!三大特集」を掲載
出題傾向・出題実績や、法改正情報を掲載! - 赤シートが付いているので理解度の確認に役立ちます!
- 2回分の取り外せる模試付き
模試を解くことで、本番のシュミレーションになります!
筆記試験対策をする
購入した参考書で勉強を始めたのが11月でした。
保育士試験まで約半年間の勉強方法などは、こちらの記事で紹介しています。
実技試験対策をする
完全独学で合格した私の実技試験対策方法はこちらの記事で紹介しています。
独学で合格するポイント
- 毎日必ず2時間は勉強時間を確保
- ネットでの情報収集が得意
- 徹底した自己管理ができる
- スキマ時間の活用
この4つができると、独学で短期間の合格を目指せます。
一方、1つでも不安な要素がある場合は、独学でチャレンジすると合格まで遠回りになるかもしれません。
そんな方は、保育士通信講座をおすすめします。
独学とは違い、サポート体制が整っているので安心して勉強を進められます。
教育訓練給付制度(対象者のみ)や各種キャンペーンが定期的にあるので、金銭面で大きな負担がなく受講できる場合があります。
\おすすめの通信講座をぜひチェックしてください!/