フリー保育士、辛い・・・。新人でフリー保育士になった私の体験談

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私は国家試験で保育士になり、初めて保育士として勤務した時にフリー保育士を経験しました。

右も左もわからない新人保育士でフリーを担当するのは精神的にかなり辛かったです・・・。

そんな私のフリー保育士体験談をご紹介しようと思います。

 

 

フリー保育士とは

フリー保育士とは、クラス担任を持たない保育士のことです!

全クラスのサポートや、園の運営のサポート(事務・掃除含む)を任されます。

保育士の配置基準は下記のように定められています。

0歳児園児3人につき、保育士1人
1~2歳児園児6人につき保育士1人
3歳児園児20人につき保育士1人
4~5歳児子ども30人につき保育士1人

その配置基準が満たない状態になった時(職員が休み等)、その職員の代わりにクラスに入るのがフリー保育士です。

フリー保育士の仕事内容

園全体のサポート

クラスで突発的なトラブルが起きた時や、忙しい時間帯(給食やお昼寝前)のサポートを行います。
園全体を把握し、即座に行動することが求められます。

 

休みの保育士の代わり

クラス担当の職員が休みのときに、代わりにクラスに入ります。
全クラスに入る可能性があるので、全クラスの子どもたちのことを把握しておくなど、担任保育士に比べて覚える情報量は多くなります。

 

保育活動に必要なものの準備

体育指導時の用具出しや、制作活動の道具の準備など、活動前に準備をしておく必要があります。
そのような時に頼りにされるのもフリー保育士です。

 

片付け・掃除

どのクラスも手が足りていれば、片付けや掃除をすることもあります。
1時間以上、園の外で環境整備(花壇手入れや草刈り)をやった日もありました。
 

フリー保育士になって良かったこと

全クラスの保育を見て学ぶことができる

クラスに入る時間は短いですが、全クラスに入る機会があるということは、様々な年齢の指導方法を学ぶチャンスがあるということです。

未経験でフリー保育士になったので、各クラスの担任保育士の保育を見ることが出来てとても勉強になりました。

園全体の園児と仲良くなれる

外遊びなど合同で遊んでいる時に、様々な年齢の子どもたちが「遊ぼう!」と寄ってきてくれます。

園児の名前を覚えるのは大変ですが、様々な年齢の子どもたちとの関わり方を学ぶことが出来ます。

 

フリー保育士になって辛かったこと

仕事がない

どのクラスも保育の手が足りている時は、職員室で事務作業をしたり、普段掃除の手が行き届かないところを掃除します。

事務作業も掃除もやることがない時があります。

その時は本当に孤独を感じます。

 

どう動けばいいのか分からない

どのタイミングでクラスに入るのか、どんなフォローをすればいいのか、何を準備すればいいのかわからない時があります。担任保育士に聞きたくても、子どもたちが登園してきている状態では聞きづらいです。

事前に入るクラスがわかっていれば前もって聞くことが出来ますが、急遽入ることになったときは本当に悩みます。

 

雑用ばかり

子どもと関わる事ができず掃除や事務作業ばかりが続くと、「私はいらない存在?」と落ち込みます。

 

担任保育士の保育に沿わなければいけない

例えば、厳しい保育をするクラスに入った時に、フリー保育士にもそれを求めてきます。

それに沿えないときは、直接園児にかかわる仕事を指示されることが少なくなることがあります。

最終的には補助に入ろうとした時に「いらない」と言われます。

 

フリー保育士が辛くなった時

まず、主任や園長に相談してみます。

配置換えのお願いをしてみましょう。

状況が変わらず辛い毎日が続くようなら、転職することをオススメします

フリー保育士は担任を持たないので、退職しやすいです。

私は辛くなった時に主任に相談しましたが、何も変わりませんでした。

色々な人のブログで

「縁の下の力持ち!」
「保育園はフリー保育士がいてこそ円滑に運営できる!」

など、フリー保育士のメリットを読んで頑張りましたが、雑用ばかりが続く毎日を受け入れられるようにはなりませんでした。

辛いときは、いい情報を探してモチベーションを保とうとせず、その場を離れるのも選択肢の一つではないかと思います。