勤務している保育園にて、「放課後児童支援員認定資格研修」を受講し、「放課後児童支援員」の資格を取得しました。
保育士のキャリアアップの一環で研修を受けることになりました。
「放課後児童支援員」とは、小学生に放課後や学校休業日(土曜日、夏休み、春休みなど)に安心して過ごせる遊びや生活の場を提供し、その成長を見守る専門職です。

いわゆる「学童の先生」ですね!
ここからは資格の取り方や仕事内容について解説したいと思います。
放課後児童指導員とは?
放課後児童指導員は、「小学生に放課後や学校休業日の“居場所”を提供し、その成長を見守る」のが主な仕事です。
2015年度の子ども・子育て支援新制度の施行に伴ってできた資格です。
それまで放課後児童クラブで働くための専門資格はありませんでしたが、新しく資格ができてからは、放課後児童クラブに放課後児童支援員を配置することが必須とされました。
配置基準は、おおむね児童40人につき2名以上の放課後児童支援員を配置することが定められています。
放課後児童支援員は放課後児童クラブで働くために必須の資格ではありませんが、資格を持っていることによって採用されやすくなるでしょう。
放課後児童支援員になるには?
放課後児童支援員になるには、各都道府県が実施する放課後児童支援員認定資格研修を修了する必要があります。
研修には受講要件が定められており、保有資格や学歴によって実務経験の要否が異なります。
放課後児童支援員の任用資格の要件は、保育士・社会福祉士・教員免許などの有資格者、大学で社会福祉学等の一定の課程を履修した者のほか、5年以上(高卒以上相当の学歴の者は2年以上)の関連する実務経験があり市町村長が適当と認めた者なども含まれているため、入職後に取得を目指すことも可能である。
厚生労働省|学童保育指導員
要件を満たしている者は都道府県が実施する16科目24時間の「放課後児童支援員認定資格研修」を受講、修了することで資格を取得できる。

保育士、社会福祉士、教員免許の資格保持者は、実務経験がなくても研修を受講することが出来ます。また、一部の研修が免除となります。
放課後児童支援員の仕事内容
主な仕事内容は、小学校がお休みの日に子どもたちが安心して過ごせる遊びや生活の場を提供することです。
また、保護者と信頼関係を築きながら、学校や地域住民とも連携し、子どものために協力し合う体制を築くことも重要です。
勤務の特徴
放課後児童支援員の勤務の特徴として、平日と、小学校が休みの日とでは勤務時間が大きく変わることです。
平日の勤務時間は3時間以上6時間未満というケースが多いが、土曜日や学校休業日などで一日保育が必要となる場合には8時間以上となることもある。
厚生労働省|学童保育指導員
平日はお昼頃に出勤しますが、小学校が休みの日は朝から出勤します。
勤務時間が大きく変わるので、配偶者の扶養内で働きたい方は注意が必要です。
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