東京都の小池百合子知事は2024年9月25日、第1子の保育料の無償化を進めていく考えを明らかにしました。
出生率0.99の東京都にとって、少子化に歯止めをかける解決策になるのでしょうか。
現在の少子化対策
政府が行なっている現在の少子化対策の一つとして、保育料を3~5歳までを無償化し、0~2歳は住民税非課税世帯などを対象に無償化しています。
東京都独自の政策
この国の助成に上乗せする形で東京都は独自に無償化の対象を広げており、現在は0~2歳の第2子以降について所得制限なしで全額無償としています。
このようにすでに独自の少子化対策を実施している東京都ですが、現在の無償化事業を拡充し、0~2歳についても所得制限なしで全員、無償化する方向で検討しているそうです。
小池百合子都知事は都議会で、「区市町村と連携しながら、具体的に検討していく」と述べました。
まとめ
東京都の第1子保育料無償化は、具体的な開始時期などについて検討を進めているところです。
いつから実施になるのかまだ分かりませんが、受け入れる側の問題(保育士不足等)も解決していく必要がありそうです。