2024年後期の保育士試験(筆記)の解答方法が変更になります。
令和6年(後期)筆記試験より解答方法を一部変更します
各問題の正答数が問題文中に指示されます。
引用:全国保育士養成協議会
問題文中に指示された正答数と異なる数を解答すると不正解になります。
この変更により、保育士試験はさらに難しくなるのでしょうか。
受験する際の注意するべきポイントを解説したいと思います。
解答方法の変更点
保育士試験はマークシートの解答方式です。
これまでの試験では、正解の番号を一つ塗りつぶして解答します。
しかし2024年後期試験からは、問題文の中に正答数が書いているので、その正答数を正しく塗りつぶすことになります。
【例題】
問1 次のうち、動物を3つ選びなさい。
1.ねこ
2.トマト
3.じゃがいも
4.いぬ
5.とり
◯
✕
問題番号 | 解答番号 |
問1 | ●②③●● |
問題番号 | 解答番号 |
問1 | ●②③●⑤ |
問題文に「3つ選びなさい」と書いてあるので、3つマークしなければいけません。
たとえマークしたものが正解であっても、マーク数が間違っている場合は、その設問は得点にはなりません。
マークの数の間違いによる失点は絶対に避けましょう。
気をつけるポイント
問題文をよく読む
今までの問題では正答数は1つなので、問題文をよく読まなくても直感的に「これ!」と思ったら解答することができましたが、今後は問題毎に正答数が異なるので、問題文をよく読む必要があります。
マークした番号は正解なのに、正答数を間違えて失点することは避けたいです。
時間配分
問題文をよく読まなければならず、またマークした番号があってるか見直す際、正答数が複数だとチェックするのに時間がかかってしまいます。
これまでの時間配分で問題を解いていては、時間が足りなくなる可能性があります。
時間配分に気をつけながら、丁寧に問題を解き進めましょう。
まとめ
新しい解答方式に戸惑いがあると思いますが、いちばん大切なのは「落ち着くこと」です。
解答方法は変わりますが、問題が難化するわけではありません。
保育士試験は6割取れれば合格です。
合格を信じて頑張ってください。