保育士には2種類の保育士がいます。
それは、「仕事ができる保育士」と「保育ができる保育士」です。
「仕事ができる人」とは
・時間の管理がうまい
・積極的に行動できる
・仕事を創造できる
・的確かつ迅速に意思決定できる
・優先順位がつけられる
・計画的に行動できる
・リスクを予測して行動できる
社会に出ると、そんな人が「仕事ができる人」と言われていると思います。
要するに、「時間をかけずにテキパキと仕事をこなす人」です。
「仕事ができる保育士」とは
保育園で「あの人仕事ができるよね」と言われているのは、
・残業ゼロ
・書類の提出が早い
・クラスがとても纏まっている
こんな保育士が、「仕事ができる」と言われる保育士です。
「仕事ができる保育士」は時間の使い方がうまく、保育士の人数配置に余裕があるときには保育を抜けて職員室で仕事をしています。
残業はせず、定時ですぐに帰ります。
「保育ができる保育士」とは
保育士の仕事は
「乳幼児期にふさわしい生活の場を提供し、心身ともに健やかに育てること」です。
子どもが思い通りに動いてくれないことは日常茶飯事。
時間をかけて信頼関係を築いていかなければなりません。
それが出来るのが「保育ができる保育士」です。
「保育ができる保育士」は、子どもとの関わり方が丁寧なので何かと時間がかかってしまい、書類仕事や行事の準備は残業してやることになります。
クラスの子どもたちはのびのび活き活きしていますが、一見すると纏まりがなく見えてしまいます。
どちらがいい保育士?
「仕事ができる保育士」と「保育ができる保育士」、どちらがいい保育士でしょう?
保護者の立場なら絶対に「保育ができる保育士」だと思います。
しかし、私が勤務する保育園では「仕事ができる保育士」が多数です。
「仕事ができる保育士」は、子どもに厳しく指導する先生がほとんどです。
時には虐待すれすれの保育をする人もいます。
保護者の立場からは2種類の保育士を見分けるのは難しいかもしれませんが、子供の様子がおかしいと思った時は、その勘はだいたい当たっています。
子どものためにも、すぐに保育園の主任クラスの先生か、役所に相談することをお勧めします。